１２月１６日（火）【本日の給食】

 【本日の給食】

☆１２月２２日の冬至にちなんで　～さけのゆずだれかけ・冬至かぼちゃ☆

「本日の献立」

麦ごはん、のりの佃煮、牛乳、さけのゆずだれかけ、みそけんちん汁、冬至かぼちゃ

＊冬至かぼちゃ：冬至にかぼちゃを食べるのは、単なる習慣ではなく、厳しい冬を乗り切るための先人の知恵が詰まっています。かぼちゃの旬は本来「夏から秋」ですが、皮が硬いため常温で数ヶ月保存が可能です。野菜が不足しがちな冬に、栄養価の高いかぼちゃを食べることでビタミンを補給し、風邪や脳血管疾患を予防しようという狙いがありました。また、冬至は一年で最も太陽の位置が低く「昼が最も短く、夜が最も長い日」です。古くから、この日を境に再び日が長くなることから、運気が上向く「一陽来復（いちようらいふく」の象徴として大切にされてきました。 そこで、名前に「ん」がつくものを食べると「運」がつくという「運盛り（うんもり）」の風習が生まれました。かぼちゃは漢字で「南瓜（なんきん）」。「ん」がつく食べ物の中でも、特に栄養があるため主役に選ばれました。また、かぼちゃの鮮やかな黄色（金色）は、魔を払う太陽の色と考えられていました。魔除けの意味もあるようです。

そんなありがたい食べ物ともつゆ知らず、こどもの頃は、「えーかぼちゃ！」と思っていました。大人になると、おいしくいただけます。